2019年5月16日木曜日

おすすめのアウトドアコーヒースポット | 日和田山

みなさん こんにちは!お元気ですか?

今回はおすすめのアウトドアコーヒースポットのご紹介です。

もったいぶらず、最初に言っちゃいます。
埼玉県日高市の日和田山。
良いです!


おすすめポイント① 駅近


西武秩父線高麗駅から登山口まで15分みておけば
歩けると思います。
登山口手前には有料駐車場も整備されています。
アクセス良好。

おすすめポイント② 眺望


メインの登山道は南東面についていて、
登りきったところの鳥居と社の周りは
岩がちですが十分広くなっています。
そこで振り返れば眼下には曼殊沙華で有名な巾着田、
ずっと先にはスカイツリーや都心の高層ビル群が、
晴れた冬ならはっきりと見えます。
さらに視線を右に移せば富士山も。


おすすめポイント③ 山道歩きが短くて済む


登山口から30分みておけば②の鳥居のところに着けます。
コーヒー器具とお湯1kg、カメラ一式を持って登っても
疲れることはありませんでした。


総合評価


★★★★☆

元日は初日の出目当ての人たちでごった返すのでは?
と思うほど、日の出がよく見える場所でした。

2019年4月19日金曜日

おすすめのアウトドアコーヒースポット | 雨巻山山頂

みなさん こんにちは!お元気ですか?

今回はおすすめのアウトドアコーヒースポットのご紹介。
梅ヶ瀬渓谷に続く2ヶ所めです。

シリーズ化したいコンテンツなのに、いっこうに投稿数増えませんね…
気長にお付き合いください。

益子のシンボル雨巻山の山頂がおすすめ!


焼き物で有名な栃木県益子町にある雨巻山、その山頂がおすすめです。


おすすめポイント1 テーブルやベンチが多い


山頂には5グループ以上がくつろげるテーブルやベンチが整備されています。
スタレッソやエアロプレスを押すとき、硬く平な面はありがたいです。

おすすめポイント2 1時間ほどで山頂に着ける


駐車場から1時間ほど歩けば山頂に着けるのが良いです。
今回はメイン登山口の大川戸の駐車場から続く林道を進み、
林道が尽きるところから登山道を歩くルートを、
山歩き慣れたファストハイクスタイルの30代男が40分ほどで
山頂に着けました。
荷物背負って歩く時間が長過ぎると、メインを楽しむ余力が削られますからね。

おすすめポイント3 駐車スペースが豊富


メインの登山口に当たる大川戸に40台ほどがとめられる駐車場があります。
2019年1月上旬、穏やかな晴天で登山日和の11時過ぎ(遅過ぎ!)に着いても
何とかとめられました。
(下山した人との入れ替わりだった?)
逆に、駐車場が埋まるほど人気のエリアとも言えます。 

おすすめポイント4 ルートが豊富


大川戸は谷筋で、両脇の山にいくつもルートがあります。
山域をぐるっと回っても4~5時間で済みそうなので、バリエーションルートを
楽しむのも良いと思います。

ハイキングルートはこちら

おすすめポイント5 植生がGood


山頂は東側が開けていて眺望が良いです。
落葉広葉樹の多い山域なので冬は葉が落ちて、登山道からも遠くが
見通せるところがいくつもあります。
ただ、山頂は風通しが良くなり過ぎていて寒かったですが…

おすすめ度


アクセス
★★★★☆
独り占め感
★★☆☆☆
眺望,景観
★★★☆☆
総合
★★★★☆

独断と偏見でおすすめ度をつけてみました。
時間帯選べば独り占め感は高くなりますが、
晴れた日中はたくさんのグループで賑わうかと。

2019年3月24日日曜日

湯温による浸漬式コーヒーの抽出状態変化確認実験 | 湯温変化

みなさん こんにちは!お元気ですか?

浸漬式抽出のコーヒーって、最近認知度が上がってると思うんです。
アニメ『ヤマノススメ』とコラボした商品もありますので、
飲んだことある人も増えているのではないでしょうか。

ヤマノススメブレンド

で、どうでした?
美味しく淹れられました?

僕は期待大だったからか、残念感も大でした。
どうして期待外れになったのか、
どうすれば浸漬式で美味しく淹れられるのか。
原理と実際に起きていることから考えてみましょう。

透過式と浸漬式


コーヒーの抽出方法を大別すると、透過式と浸漬式に分けられます。
それぞれの代表的な抽出方法は

透過式


  • ドリップ(Pour over)式(フィルター素材は関係なし)
  • エスプレッソ


浸漬式


  • フレンチプレス


両者の中間のような方法もありますが、だいたいこんな感じです。

透過式はお湯がコーヒー粉の層を通過するときにコーヒー成分が
濃縮されて下に落ちます。
流れるお湯を(1滴ずつのように)細かく分けて考えると、
個々の湯滴への成分濃縮は極短時間で終わるため、
注ぎ方が上手いと短い時間で十分な濃さのコーヒーを淹れられます。

浸漬式ではお湯に成分が溶け出していきます。
どれだけ溶け出すかはお湯に触れている時間と粉の細かさで決まります。

そして両者に共通するのは湯温です。
お湯の温度が低いと、コーヒーとしての成分抽出に時間がかかります。
水出しコーヒーが好例です。
漬け置きの場合、8時間は経たないと十分な濃さのコーヒーになりません。

では、抽出中の湯温の変化はどうなっているのでしょうか。

お湯の温度変化


抽出中、湯温はどんどん低下します。
では、どの程度下がるのか、実験してみました。


5分で10℃以上下がっています。
これは気温10℃、無風の屋内での結果です。
冬の屋外ではもっともっと早く下がることになります。

結論


浸漬式で美味しく淹れるのが難しいのは、
待ち時間中に湯温が適正よりも下がってしまうためです。

2019年1月3日木曜日

湯温による浸漬式コーヒーの抽出状態変化確認実験 | 前置き編

みなさん こんにちは!お元気ですか?

2018年終盤は週1で

『平日朝からアウトドアコーヒーやってます』

を開きました。計5回。

僕が自分で焙煎した豆の味チェックと、アウトドアでいかに
手軽に美味しいコーヒーを飲んで楽しめるかを試す場として、
毎回自分ひとりでもやるつもりでいたんですが、ありがたいことに
2回目以降は毎回5人ずつご一緒してくれました。

おかげさまで楽しい時間になったんですが、課題も見つかりまして…

それは、

5人分を一度に美味しく作れない!

ここで1人分は200mlと考えています。
150mlだと、朝ごはん食べながら飲むには
ちょっと足りない(自分基準)のです。

フレンチプレスで大容量のものがありますが、
そもそもフレンチプレスって味はともかく
片付けがアウトドア向きじゃない。

ちなみにフレンチプレスで淹れた後の楽な片付け方は、
本体に水を入れて撹拌し、底に溜まった粉と水を
一緒に捨てることです。
でもこんな方法はゴミのポイ捨てみたいなもので、
自宅以外ではNGでしょう。

ゴミ処理に関してはエアロプレスが優れていますが、
最大抽出量が足りない。
エアロプレスは美味しさと手軽さ便利さが高次元で
バランスした良品だと思いますので、一度にたくさん
作れるような大サイズが欲しくなりますが、
容量を確保しつつ抽出圧力を出すためにかける力を
今の物と同等に抑えようとすると…
持ち運び含めて考えると寸法設計が難しそうですね。

考えた解決策が、お茶パック使った浸漬式抽出。
朝家を出る前に挽いたコーヒーをお茶パックに入れ、
現地でビーカーにお湯を注げば、あとは待つだけで
フレンチプレスと同等の美味しさのコーヒーが作れ、
片づけも超楽!



と意気込んで試したんですがね。
これが見事に失敗したわけです。

とにかく薄くて、コーヒーとして飲めるものでは
ありませんでした。

そこで、なぜ失敗したのかを確かめる実験を
することにしました。

次回は実験の本編を書く予定です。