2018年10月15日月曜日

マキネッタでアウトドアコーヒー 失敗談

みなさん こんにちは!お元気ですか?

東京近郊もやっと秋っぽくなってきましたかね。
近所の公園にはブナ科の木が多いので、
時期になるとどんぐりがいっぱい落ちるんですが、
今年はまだなのかな。
ほとんど見つけられませんでした。
それとも台風24号の暴風で落ちちゃった?
どんぐり使って遊ぼうと思ってるんですが…

さて、今回はマキネッタでのコーヒーを淹れる時の注意点を
実際の失敗談に基づいてお伝えします。

そもそもマキネッタって?




直火型の小型コーヒー(エスプレッソ)メーカーで、
最大手?のビアレッティのサイトでは
モカエキスプレスとも呼んでいます。
イタリアでは一家に一台はあるとか。

火で水を沸騰させて高まった圧力でお湯を押し上げ、
流路途中のコーヒー粉を通すことで抽出する器具です。

原理も器具の構造もシンプルなので甘く見ていましたが、
美味しいコーヒーを作るにはそれなりの準備が
必要だったみたいで…

一発目で酷い目にあいました。
渋さと苦さと酸っぱさが全部MAXの黒い液体に
光るものが浮いていたのです。

小失敗 火が強すぎ & 浅煎り豆




マキネッタの使い方を検索して出てくる情報では、
火は弱く、深煎り豆が向いているとあります。

が、真逆のことをやってしまいました。
つまり、強火で浅煎りです。

ストーブはジェットボイル、豆に今年の
ローストマスターズチームチャレンジ東北チームを選びました。
この焙煎豆はインドのナチュラルでミディアムロースト程度。
エスプレッソにはほとんど使われないと思います。

強火が良くない理由は、急激な沸騰による急な
圧力の高まりだと思われます。
緩やかに圧力が上がればお湯の移動もゆっくりなので、
粉にじわじわと湯が浸透していきます。
マキネッタの原理から、じっくりでないと湯が
うまく浸透していかないようです。
ジェットボイルだと弱火にしづらいので、
他のストーブの方が向いているかも。

浅煎りが単純にダメというわけではないと思います。
挽き目の細かさや粉の詰め方を調整すれば
良くなる要素はあります。
でも僕の失敗は、マキネッタ=エスプレッソ=極細挽き
と短絡してしまったこと。
浅煎りで極細挽きにすればエグ味や渋味は出るでしょうし、
湯温もかなり高いから苦味も入るでしょう。
で、そもそも酸味も強めなのだから当然の結果でした。

中失敗 粉の詰めすぎ



上の写真は挽いたコーヒー粉をマキネッタに詰めたところです。
右手のスプーンは粉を押すのに使いました。

が、これが良くなかった。

圧力があまり高くならないマキネッタでは、
粉が詰まりすぎていると湯が通れないようです。
入れた後に上面をならす程度でよさそうです。

大失敗 本体の慣らし不足


抽出液に光るものが浮いていたと最初に書きました。
いったい何だったのか?

これがどうも金属粉だったようなのです。

マキネッタ本体は金属製で、内側はアルミやステンレスで
コーティングされています。
この金属コートが、使い始めのうちは落ちることがあるようで…

酷い味の原因の1つは間違いなく金属です。

まとめ


ということで、マキネッタでコーヒー淹れる時のポイント。


  • 内壁コーティング金属が落ちなくなるまで捨て抽出
  • 粉を押さえない
  • エスプレッソより粗めに挽く
  • 弱火で
  • 深めの煎り豆を使う

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