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2018年11月1日木曜日

フィルター素材で変わるコーヒーの味

みなさん こんにちは!お元気ですか?

先週1週間、スペインに行ってました。
滞在先はいわゆるコスタ・デル・ソル。
リゾート地だったんですけど、
宿泊先ホテル内の会議室で仕事だったので
ほとんど外を楽しむことなく終わってしまいました…


ホテルのレストランにはネスプレッソマシンがあったので、
これまで未体験だったこともあって最初は喜んで飲んでたんですが、
中日頃からは少し飽きてしまいました。
やっぱり自分の手で淹れたいなあというのがひとつ。
あと、エスプレッソ系ということで深煎りが中心だったからでしょうか。
個人的にはある程度酸味も欲しいです。

で、今回のネタはスペインから戻ってきて最初に淹れた時のこと。
素材の違うフィルター2つで淹れて味比べをして改めて気づいたことを
お伝えします。

ドリップ式(透過型)抽出用フィルター素材


コーヒーの抽出方法はいろいろありますが、ほとんどは

  • 透過型
  • 浸漬型

のどちらかになります。
透過型はコーヒー層にお湯か水を通すもの。
代表的なのはペーパードリップでしょう。
浸漬型はコーヒーをお湯か水に漬けておくもの。
こちらはフレンチプレスが代表です。

ドリップ式はドリッパーの形やフィルターの素材によって
細分化されます。
フィルターの素材には

  • 紙
  • 布
  • 金属

があります。

今回使ったフィルター素材


  • 豆:東ティモール産の深煎り(スローコーヒー)
  • フィルター:布(手ぬぐい生地),ステンレス

スローコーヒーさんは『持続可能』『Sustainable』を理念としていて、
具体的には有機栽培とフェアトレードに基づいたコーヒーに特化しています。
詳しくはスローコーヒーさんのサイトをどうぞ。

フィルターのほう、手ぬぐい生地のは自作品です。


インスタグラムにも投稿しているのでご覧ください。
→こちら

ステンレスのほうはカフラーノ。
カフラーノはミル、フィルター、ポット、マグが1セットになった
携帯用コーヒー器具です。
僕の言葉ではうまく伝わらないと思いますので、下の画像や
そのリンク先サイト(Amazon)などをどうぞ。



フィルター素材による味の違い


同じ豆を異なるフィルターを使って透過抽出して味を比べました。
結果はどうだったか。
印象を一言で表すと

  • 布:まろやか
  • ステンレス:ダイレクト

ステンレスでは深煎りからくる苦味がはっきりとしていて、
豆の見た目から想像した通りの順当な苦味だったのに対し、
手ぬぐいでは想像よりも苦くない、ステンレスと同じ苦味が
弱く丸くなっていました。
その分他の味、甘味が感じられるような印象でした。

一緒に試飲した人の感想を引用すると、コーヒー単体なら
布のほうが美味しいがスイーツと一緒に飲むならステンレス、
とのこと。
なるほど確かに、コーヒーの味が立っていないとスイーツの陰に
隠れてしまいますね。

まとめ フィルター素材一般論との関係


一般的に、金属フィルターにはコーヒー成分、特に油分や微粉が
吸着されないと言われています。
つまり、抽出液中成分の種類も量も多いということ。
一方、紙や布フィルターでは成分が吸着されるため、すっきりとした
味になると言われています。

今回、ステンレスと布で淹れて飲み比べた結果、フィルターと味について
言われている一般論が間違っていないことを再確認できました。
過去の経験もふまえて味のダイレクトさ順で並べると、

金属(ステンレス) > 布(手ぬぐい) > 紙

となります。

もしどれがおすすめかと聞かれたら、

飲み比べて好みを選んでください

と答えますね笑。
ぜひ試してみてください。

2018年10月24日水曜日

コーヒー滓を使ったカップを導入しました | KAFFEEFORM

みなさん こんにちは!お元気ですか?

紅葉の下で外コーヒーを楽しんでる写真を撮りたくて
山のほうに出かけようとしていたものの、
タイミング合わなくて仕方なく近所の公園に出てみたら、
想像していなかった綺麗さでびっくりしたのが昨秋でした。
それ以来、SNSのプロフィール写真は変えていません。

今年はなかなか近所を散歩できてないんですが、
隙間時間にフラフラしてみたいと思っています。
新しい気づきがきっとあるはず…

さて、今回は新たに導入したカップのことを書きます。

コーヒー滓由来の素材『KAFFEEFORM』を使ったタンブラー



これがコーヒー滓を使ったタンブラーです。
スペシャルティコーヒーの展示会『SCAJ2018』で見かけ、
その場で買いました。

コーヒーを飲むと必ず残るのが抽出後の滓。
ゴミとして捨てる以外に道がないと思われているかもしれません。

生ゴミなので肥料に作り変えられると単純に考えがちですが、
コーヒーの場合は他の生ゴミとは事情が違うようです。
コーヒーには植物の生育を阻害する働きがあるようで、
肥料としてはイマイチという研究結果が出ています。

KAFFEEFORMはコーヒー滓やリサイクルされた
天然由来のセルロース接着剤、リサイクル木材粉などが
原料なので、循環型なのはもちろん、どうしても
廃棄しなければならなくなっても燃やせるので、
埋めるしかない素材より環境負荷面で格段に優れています。

ぜひともみなさんにおすすめしたいです。

強度はどうなの?


コーヒー滓由来ってことで、落としたら簡単に壊れてしまうと
思われるかもしれません。

でも大丈夫。
プラスチック製のカップと同じように扱えます。

確認のため、エアロプレスで淹れるのに使ってみたのがこちら。


上から体重をかけていってもびくともせずに抽出できましたよ。
ラフに扱える安心感はアウトドアコーヒーに適しています。

欠点はないの?


短所を挙げるなら、値段の高さと匂いでしょうね。
コーヒー由来だけあって、カップ自体からコーヒーの匂いが少しします。
せっかくのコーヒーの香りが邪魔されてしまうのです。
コーヒー好きには受け入れがたいかもしれません。

それでも使っていくうちに馴染んできますので、
1つ買って気長に使ってみるのはどうでしょうか。

2018年10月15日月曜日

マキネッタでアウトドアコーヒー 失敗談

みなさん こんにちは!お元気ですか?

東京近郊もやっと秋っぽくなってきましたかね。
近所の公園にはブナ科の木が多いので、
時期になるとどんぐりがいっぱい落ちるんですが、
今年はまだなのかな。
ほとんど見つけられませんでした。
それとも台風24号の暴風で落ちちゃった?
どんぐり使って遊ぼうと思ってるんですが…

さて、今回はマキネッタでのコーヒーを淹れる時の注意点を
実際の失敗談に基づいてお伝えします。

そもそもマキネッタって?




直火型の小型コーヒー(エスプレッソ)メーカーで、
最大手?のビアレッティのサイトでは
モカエキスプレスとも呼んでいます。
イタリアでは一家に一台はあるとか。

火で水を沸騰させて高まった圧力でお湯を押し上げ、
流路途中のコーヒー粉を通すことで抽出する器具です。

原理も器具の構造もシンプルなので甘く見ていましたが、
美味しいコーヒーを作るにはそれなりの準備が
必要だったみたいで…

一発目で酷い目にあいました。
渋さと苦さと酸っぱさが全部MAXの黒い液体に
光るものが浮いていたのです。

小失敗 火が強すぎ & 浅煎り豆




マキネッタの使い方を検索して出てくる情報では、
火は弱く、深煎り豆が向いているとあります。

が、真逆のことをやってしまいました。
つまり、強火で浅煎りです。

ストーブはジェットボイル、豆に今年の
ローストマスターズチームチャレンジ東北チームを選びました。
この焙煎豆はインドのナチュラルでミディアムロースト程度。
エスプレッソにはほとんど使われないと思います。

強火が良くない理由は、急激な沸騰による急な
圧力の高まりだと思われます。
緩やかに圧力が上がればお湯の移動もゆっくりなので、
粉にじわじわと湯が浸透していきます。
マキネッタの原理から、じっくりでないと湯が
うまく浸透していかないようです。
ジェットボイルだと弱火にしづらいので、
他のストーブの方が向いているかも。

浅煎りが単純にダメというわけではないと思います。
挽き目の細かさや粉の詰め方を調整すれば
良くなる要素はあります。
でも僕の失敗は、マキネッタ=エスプレッソ=極細挽き
と短絡してしまったこと。
浅煎りで極細挽きにすればエグ味や渋味は出るでしょうし、
湯温もかなり高いから苦味も入るでしょう。
で、そもそも酸味も強めなのだから当然の結果でした。

中失敗 粉の詰めすぎ



上の写真は挽いたコーヒー粉をマキネッタに詰めたところです。
右手のスプーンは粉を押すのに使いました。

が、これが良くなかった。

圧力があまり高くならないマキネッタでは、
粉が詰まりすぎていると湯が通れないようです。
入れた後に上面をならす程度でよさそうです。

大失敗 本体の慣らし不足


抽出液に光るものが浮いていたと最初に書きました。
いったい何だったのか?

これがどうも金属粉だったようなのです。

マキネッタ本体は金属製で、内側はアルミやステンレスで
コーティングされています。
この金属コートが、使い始めのうちは落ちることがあるようで…

酷い味の原因の1つは間違いなく金属です。

まとめ


ということで、マキネッタでコーヒー淹れる時のポイント。


  • 内壁コーティング金属が落ちなくなるまで捨て抽出
  • 粉を押さえない
  • エスプレッソより粗めに挽く
  • 弱火で
  • 深めの煎り豆を使う

2018年10月1日月曜日

ポーレックスコーヒーミルの分解洗浄方法

こんにちは!お元気ですか?

台風、多いですね。
今年の10月も週末荒天になってしまうのか心配…

雨で外遊びどころじゃない時は、自宅で道具整備しましょう。
今回はコーヒーミルの掃除です。

ポーレックスのコーヒーミル


僕が使っているミルは2つ。
1つはカリタのナイスカットミル(借り物です)。
家庭用卓上型電動ミルでは2大巨頭の1つです。
(対抗はみるっこ)

もう1つが今回取り上げるポーレックスのハンドミル。
1人分(~20g)を挽くときはほぼ100%こっちを使います。
大量に挽くときは時間もかかるし手が疲れるので
機械挽きですが、1人分ならお湯沸かしてる間に終わりますし。

ミルをきれいにする理由


コーヒー豆を挽くと、ミルには微粉や挽ききれなかった
かけらが残ります。
その上から他の種類の豆を挽けば、味も香りも
混ざってしまいますよね。

最近は豆の産地や精製方法、焙煎まで、品質重視を
徹底しています。
せっかくたくさんの人の努力が詰まっているのに
最後に台無しにしてしまうようで残念なので掃除します。

ポーレックスミルの分解洗浄


組み立てと逆のことをするだけです笑

1. 粉受けを外します。

2. ミル本体下部のネジを緩めて外します。



ちなみに、このネジの締め量で挽き目の細かさを
調整できます。

ミル本体部の模式図

上の絵の実線のように、ネジを緩めると下側の三角と
上側の臼の隙間が大きくなるので、挽き目が粗くなります。

3. 三角部品の真ん中にはまっている小部品を外します。

爪でひっかかっているので、少し押してやります。



だいぶたまってました。

4. 中性洗剤で洗います。

臼を外した本体と粉受けも洗います。
本体の内壁にはコーヒー豆に含まれる油分が
けっこうついているのでしっかりと。

あとはきちんと乾かして元通りに
組みなおせば完了です。

2018年7月23日月曜日

水出しコーヒーに最適な挽き目は?

みなさん こんにちは!お元気ですか?

極暑が続いているので、酸味系アイスコーヒー飲んでますよね?

今回は浸漬式での水出しコーヒーに適した
メッシュサイズ(挽き目)を検証します。
もっと早くやっとけよ!ってご意見は
謹んでお受けします<(_ _)>

実験条件


  • コーヒー豆:ニカラグア サンタマウラ農園 ウォッシュド ブルボン
  • 水:サントリー南アルプス天然水
  • 抽出方法:冷水浸漬式(お茶パック+冷蔵庫)
  • 抽出時間:約4時間
  • メッシュサイズ:ナイスカットミルで目盛り2(細挽き)/4(中挽き)/6(粗挽き)


実験結果


粗挽き > 中挽き ≫ 細挽き

細挽きでは渋味が目立ち、良い風味が邪魔されていると感じました。
粗挽きと中挽きの差は、細挽きとの差よりも小さかったですが、
中挽きよりも粗挽きのほうが良い口中香が強く感じられたので
この評価になりました。

今回、近所のカレー屋さん『福満堂』さんにも試飲をしていただきました。
上の評価と同様のコメントをいただきましたので、自分だけの
特殊な感想ではないと言えるかと。
いただいたコメントで印象的だったのは、細挽きではいろんな風味が
いっぺんに感じられるというもの。
気を使って言葉を選んでくださっていますが、味を損ねるような
渋味や苦味も感じられたのだと理解しています。

ということで、お茶パック水出しに合うメッシュサイズは粗挽き!

と結論づけたいところですが、そういうわけにもいかないのです。

追試の結果


この実験の後寝る前に、翌朝自分で飲む分を粗挽きで作ったところ、
実験での細挽きに近い味になってしまいました。
なぜだと思いますか?

おそらく抽出時間が長かったためです。
が、検証が必要です。

ということで、次の実験は抽出時間が風味に与える影響になります。

2018年6月9日土曜日

コーヒーの味は使う水で劇的に変わるのか? 結果発表

みなさん こんにちは!お元気ですか?

僕は5ヶ月続いていた仕事がひと段落して、
少し気楽になったところです。
そんな日はプチ贅沢をしたくなるので、
近所の大好きなカレー屋さんに行こう!
と思ったんですが、定休日でした…

さ、気を取り直して、今回は水でコーヒーの味が
どれくらい変わるのかの検証結果です。

おさらい


どんな検証かはこちらの投稿をご覧ください。

天然水 vs 水道水です。

検証結果


結論から書きます。

天然水 ≧ 水道水

と判断しました。
でも、劇的ってほどではないような…

以下、つらつら書きます。

判断基準


気にしたのは下の4点。

  • 飲む前に鼻で感じる香り
  • 口に含んで感じる味
  • 口の中から鼻に抜けて感じる香り
  • 飲んだ後に舌に残る感覚

鼻で感じる香り


天然水 ≒ 水道水

味


天然水 > 水道水

天然水のほうが酸味と甘味が強くはっきり感じられました。
水道水ではどちらも良く言えばマイルドに、
悪く言えばボヤけたように感じられました。

そして、天然水ではクリアな印象。
クリア ≒ 余計なものが感じられない
と捉えてもらってもいいです。
水道水ではマイルドになったのに加えて
余分なものがあるように感じられました。

口中から鼻に抜ける香り


天然水のほうが明らかに強かったです。

舌に残る感覚


天然水ではきれいに消えていくのに対し、
水道水ではやや渋みが残る印象。

天然水の場合、酸味をより強く感じた分
唾液も多く出て、舌上の成分が流されのかも。

唾液の効果についてはコーヒーの科学にも記載あります。

まとめ


今回の条件では天然水のほうが良いように感じました。

では、水道水はダメなのか?

そんなことはないと考えます。
コーヒーは嗜好品なので、最後は飲む人の好みだから。
だから、今回の評価も、現時点での僕の好みでは
天然水のほうが良いと感じただけです。

はっきりとした味よりマイルドな味が好きなら、
水道水のほうが適しているかもしれません。
苦味渋味が好きな人もいるかもしれません。

僕の感想は参考程度に、いろいろ試してみてください。

今回使ったポール・バセットのコロンビアの豆、
美味しいと思います。

蛇足(むしろ本質?)


上のコーヒーの科学を読んで初めて知りました。
人は誰でも味盲・嗅盲を持っているとか。
つまり、同じ味やにおいの成分があっても、
感じられる人とそうでない人がいるそうです。

ということは、例えば誰かがストロベリーのような香りがする!
とか言っていても、はあ?何言ってんの?となる人もいる。

コーヒーの風味とそれ基になっている化学成分、
そして感知する側の条件の関係が完全には紐づいておらず、
味の定量評価ができない以上、いろんなところで見る
風味の評価は7割くらい信じてみるのがいい気がします。

とはいえ、ぶれない評価軸を体内に持っている人っていますよね。
一度食した味は忘れない人とか。
ほんと羨ましい…

2018年6月4日月曜日

抽出方法によるコーヒーの風味の違いとは

みなさん こんにちは!お元気ですか?

本格的に暑くなってきましたね。
アイスコーヒーで気持ち良く乗り切りましょう。
でも、コーヒー飲んで水分補給したって言っちゃだめですよ。
利尿作用があるので水分は余計に出ます。
コーヒー飲むときは水も意識的に多く飲みましょう。

さて、今回は抽出方法によるコーヒーの風味の違いについてです。

前置き


今回のテーマのベースは、先日お手伝いしたスイーツランイベントに
ご提供したコーヒーに関わるからです。

イベントには3種類のコーヒーをご用意しました。
といっても豆3種ではなく、抽出方法違いで3種。
イベント参加のみなさんに違いを体感してもらって、
コーヒーを楽しんでもらえれば、と。
走って巡ったお店で買った好みのスイーツに合う
コーヒーを見つけてもらうためにも、何種類かは
用意しておきたかったんです。

豆はグアテマラ アンティグアのSHBです。

定説と仮説


今回試した抽出方法は


  1. 透過(点滴)抽出 常温水出し
  2. 浸漬抽出 常温水出し
  3. 浸漬+加圧抽出 お湯+急冷


それぞれ使った器具は


  1. iwaki水出しコーヒーサーバー
  2. ダイソーのお茶パック
  3. エアロプレス


一般的に言われているそれぞれの特徴から、
自分で用意したコーヒーがどんなタイプかを
予想しました。

1. 点滴水出し

濃厚なコクと口の中で広がる香り

2. お茶パック水出し

1と同じような特徴があるが弱め

3. お湯で淹れて急冷

1,2より鼻で感じる香りが強め
水出しよりもはっきりとした味

確認結果


正直に書きます。
わかりませんでした笑

僕自身はイベント中はほとんどコーヒーを
飲まなかったんです。
提供していると自分で味わう余裕はなく…
水出しは今のところ作れる量が少なく、
参加者のみなさん優先でお渡ししたのが要因です。
でも、細かいことは抜きにして、みなさんから
それぞれ確かに違うという感想をもらえたのは
励みになりました。
そして、味の感想で甘いという言葉を使ってもらえたのが
嬉しかったです。
抽出方法の違いも甘味も、狙い通りでしたからね。
冥利です。
ありがとうございました!


そして翌日


ここまで読んでくださってありがとうございました。
やっぱり自分でもじっくり味わいたくなったので、
イベント後にまたお茶パック水出しコーヒーを作って、
翌日試してみました。

条件はほぼ同じ。
唯一、違いは水のみ。

そしたら、何ということでしょう!
まるで黒糖や黒蜜じゃないですか!


イベント用のも香りや味を確認はしましたが、
明らかに黒蜜感が強くなりました。

これは確認検証が必要です。
次のテーマは水かな。

2018年5月30日水曜日

エアロプレスの使い方

こんにちは!お元気ですか?

水出しコーヒーサーバーを導入したら、
その手軽さと美味しさにはまって
ヘビーローテーションです。
あ、手軽なのは夜のうちに水出しをセットしておけば
朝起きてすぐに飲めるからであって、準備はちゃんと
しないとダメですよ。

それにしても他の器具の使い方を忘れてしまいそう…
なので今回はエアロプレスの使い方です。

適当動画で使い方をどうぞ


使い方は簡単。
豆を挽いてプランジャーに入れ、お湯を注ぎます。


軽く混ぜてお湯と粉を馴染ませたら、
フィルターをセットしてカップに載せ、
押し出します。


挽き目と湯温、押し出すまでの浸漬時間で
味が変わってきますが、ドリップのような
繊細なお湯の注ぎ方がいらないので、
慣れてない人にほどおすすめです。

ちなみに、粉とお湯を馴染ませるシーンがないのが
ツッコミどころですよ!

注意点


プランジャーを押すときにカップに力がかかるので、
トレイルランナーさんがよく使っている
シリコン製の折り畳み式携帯カップには向きません。
カップを置いてエアロプレスを持ち上げれば
できなくはないですが、コーヒーがカップの外に
こぼれてしまうので、もったいない笑

かけられる圧力は2気圧もないと思いますが、
手だけで支えて押すのは安定しないのでおすすめしません。
しっかりした土台にしっかりしたカップを置いて、
その上からエアロプレスで押してください。

2018年5月29日火曜日

アウトドア向きのコーヒー器具 | エアロプレス

こんにちは!お元気ですか?

コーヒーに含まれるカフェインの覚醒作用、
効かないって言い張る人にも効いてるらしいですよ。
効果がないほどの睡眠負債はありませんか?
これを書いている僕は眠くて眠くて。
眠気覚ましのコーヒーが効いたことって、
過去に1度しかありません…

さて、今回は抽出器具の1つ、エアロプレスを取り上げます。
僕が外で淹れるときの基本器具です。

エアロプレスとは?


数ある抽出方法(器具)の1つです。
外で淹れる道具として作られたそうです。


使い方は、
  1. 注射器のような形をした筒にコーヒー粉とお湯を入れ
  2. ヘラで軽くかき混ぜ
  3. フィルターをセットしたキャップを取り付けて
  4. カップに押し出す

使ってみるとわかりますが、とっても簡単。
ハンドドリップのような細かい調整はできませんが、
逆に安定した抽出ができるということ。

難点は、1回で淹れられる量が200ml強と限られること。
グループで1台だと、待ち時間が長くなるんですよ…

僕がエアロプレスをメインで使う理由


端的に言って、バランスが良いからです。
ここでいうバランスとは、
  • おいしさ
  • 淹れる手間
  • 片づける手間
  • 持続可能性
の4要素。(今後増えるかも)


おいしさは大事。
ただ外で飲めばいいわけじゃありません。

コーヒー器具って大概は室内でじっくり淹れるために
作られてるので、外に持ち出すにもかさばって
大変なんです。

淹れた後のコーヒー粉やフィルターは全部持ち帰って
処理するのが基本。
片づけが楽だとまた出かけたくなります。

持続可能性は、資源に関すること。
1杯に使う資源量が少ないほど良いと考えます。

それぞれ掘り下げると長くなるので、
今回はここまでにします。

最後に宣伝


6月2日の土曜日
走る屋恭平さんの


をコーヒーでお手伝いします。
上に書いたことを実践してるか、見に来てくださいね。

2018年5月26日土曜日

水出しに向く豆・向かない豆

みなさん こんにちは!お元気ですか?

いちばんメジャーな抽出方法のドリップ、
英語では意味やニュアンスが
日本での認知とは違うようですね。
英語圏では、上からお湯を注ぐ方法なので
Pour overと言うとか。
新宿駅新南口辺りにあるシャレオツカフェでは
英語圏表記にしていました。

さて、今回も水出しコーヒーのことです。

水出しにするとコーヒーがまるでワインのようになって
驚愕したと前に書きました。→こちら

それを読んでくれた人が試してみて、

ぜんぜん美味しくないしワインでもないじゃないか!

と感じていたら、僕の力不足です。
ごめんなさい。

豆によって大差があります。

5種類の豆で試した結果

今までに下の5種類の豆に水出しを試しました。

僕個人の主観で美味しかった順に並べると

  1. グアテマラSHB アンティグア 中煎り(自分で焙煎 @ ぼくらの焙煎工房)
  2. エチオピア ウォレカ 浅煎り~中煎り(LIGHT UP COFFEE)
  3. ニカラグア 中煎り(自分で焙煎 @ 自宅)
  4. インド マラバル モンスーン 極深煎り(TOSHINO COFFEE)
  5. インドネシア スマトラ 中煎り(現地での焙煎)

※あくまでも水出しの場合の感想と主観評価です
※お店の評価ではありません


1のグアテマラSHB。
これはたまげるほど美味いと感じました。
液体から立ち上る香りはほんのりなのに、
口に含むと一気に広がる熟した葡萄や
レーズンのような香りと風味が
まるでワインのよう。
雑味は全くなく、舌の上にはいつまでも
甘味が残っているのが印象的でした。

2のエチオピア。
これは粉に挽いたときやホットで立ち上る
香りが特徴的な豆です。
水出しにすると鼻で感じる香りが弱くなるので
もったいない印象でした。
液体のほうは雑味がなくクリアですが、
ホットのほうが美味しく飲めると感じました。

3のニカラグア。
アウベルクラフトの手回し機で焙煎した中で、
うまくできたものを試してみました。
豆の素性は1に似ているはずなんですが、
味が弱かったのが残念。
でも、渋さはほとんどなくてほんのり感じた
フルーティーさと甘味に、自分の焙煎技術向上を
確信しました笑

4のインド。
これは油が滲むほどの深煎りで、
よくあるアイスコーヒーのような味になるか、
水出しにするとそれよりも甘味が出るかを
確かめたくて試しました。
結果は、期待した甘味は感じませんでした。
苦味は焙煎度相当かと。
やや舌に残るような後味がもったいないと思いました。

5のインドネシア。
残念ながら最下位です。
香りは悪くないんですが、口に含んだ瞬間から感じる
舌の上でのざらつきが気になりました。
他の豆に比べて焙煎から時間が経ってしまっていたのは
ハンデだったかも。


まとめ

自分で焙煎したグアテマラのがNo.1!以上!

というわけにもいきませんのでまとめます。

5種類の豆で水出しコーヒーを試したところ、
それぞれの持つ個性や欠点がホットの時より
はっきり感じられました。
ホットの場合よりも温度や抽出時間の差が小さくなって
豆の個性が強く出たのだと思います。

美味しく感じた上位の豆の味の特徴は、
  • 雑味がない
  • ざらつきがない
  • 渋みがない
  • 甘味が強い
  • 酸味が感じられる
  • ほんのり苦味がある
  • ホットでもうまい笑
水出しにする豆を買うときに参考にしてみてください。

味成分の総量が多くなると言われている
高地産の豆のほうが、ワインぽさが出ますね。
うん。

2017年12月3日日曜日

味わい検証 | ペーパードリップ vs エアロプレス

前回投稿『エアロプレスに向く豆・向かない豆』と
同じような内容ですが、今回は前回よりもさらに
条件を揃えてペーパードリップとエアロプレスを
比べてみました。

今回の抽出条件


豆:スターバックス ハウスブレンド(HOUSE BLEND)


湯量:140ml

できるだけ条件を揃えるため、同じタイミングで
ペーパードリップとエアロプレス両方を淹れました。
だから、湯温はほぼ同じです。

結果


香り:ペーパードリップ > エアロプレス
甘さ:エアロプレス > ペーパードリップ

差はほんの少しでしたが、香りと後に残る甘さには
違いがあるように感じました。

結論は、香りを楽しみたいときはペーパードリップ、
舌で感じる味を楽しみたいときはエアロプレス。
こんな使い分けが良さそうです。

2017年11月29日水曜日

エアロプレスに向く豆・向かない豆

家に残っていたモカ シダモ G4を焙煎して毎朝飲んでいます。

抽出方法はその日の気分で変えるんですが、
今週はアウトドアで飲む時のことを考えて
エアロプレスかペーパードリップ(ハリオ型)
にしています。

そこで気づいたんですが、同じ豆でも抽出方法によって
味がけっこう違うんですね。

恥ずかしい話ですが、当たり前なことに改めて
気づけたということで良しとします。

ここからが本題


オリジナル焙煎のモカ シダモ G4をペーパードリップと
エアロプレスで淹れてみたところ、ペーパードリップのほうが
おいしいと感じたんです。

焙煎技術が未熟なのでモカの香りが弱いのはどちらも同じ。
でも、エアロプレスだと口に入ったときに土のような、
生焼けっぽいような味がペーパードリップよりも
強く感じられたんです。

この違いはどこから来るのか。
メッシュ、湯温、抽出量を同じとすると、

  • コーヒー粉が湯に触れている時間
  • 抽出圧力


この2つが大きな違いです。

エアロプレスではお湯を注いだ後に
粉と湯を撹拌してなじませます。
全部の粉がお湯に均等に触れることになります。
そして圧力をかけることで30秒程度で
カップに落とします。
お湯を注いでから落としきるまでで約1分です。
圧力はざっくり計算で3気圧弱ではないかと思います。

ペーパードリップ、特にハリオ型では
ほとんど滞留時間なく、お湯が粉の間を
重力で落ちていきます。
粉1つ1つにお湯が触れている時間は長くて数秒。
お湯を注ぐ回数を4回とすると合計でも
30秒程度でしょうか。
抽出圧力は1気圧です。

抽出方法の違いをイメージ化してみる


エアロプレスでは、たくさんあるコーヒーの成分を
まとめてギューと押し出すイメージ。

ペーパードリップでは、粉の表面から内部に向かって
少しずつ成分を溶かし出すイメージ。

抽出方法によってコーヒーの味の成分と
香りの成分の出方が変わるので、
飲んだ時に差として感じられることになります。

エアロプレスで淹れたときに気になった土っぽさの成分は、
粉の奥の方に含まれているのではないかと思います。
だから、表面を撫でるように抽出するペーパードリップでは
出にくかったと予想します。

で、結論は


エアロプレスにはコクのある豆が向いていると思います。

逆に、香りに特徴あるあっさり・酸味系はドリップ向き。

おおざっぱにこんな傾向があると予想します。

もちろん、これが全てではないはずです。
以前、シナモン~ミディアムの浅めに炒った
ブラジル サントス No.2をエアロプレスで淹れたら
悪くなかったことがありました。
ドリップでは出てこなかった成分に
エアロプレスでは届いたからだと思います。
しかも、味を良くする成分だったのでしょう。

これだからコーヒーは難しい。
でも、おもしろい!

2017年9月3日日曜日

アウトドアコーヒーのミニマルセット



アウトドアコーヒーのミニマルスタイルを探して、
秋めいてきた朝の空気の中で一杯。

豆:エチオピア イルガチェフェG1W
ドリッパー: コーヒーバネット
ポット: THERMOS

豆は同ロットの深煎りと浅煎りのブレンド。
特徴的な酸味を和らげつつ香りが残るのでおすすめです。

家でお湯作ってサーモスで持ち出すのが楽です。
専用ポットのようには注げませんが、
アウトドアの開放感で気になりません(笑)

2017年8月11日金曜日

おすすめの焙煎器具

焙煎を始めました。

生豆がどんな過程でコーヒーになっていくのか、
自分で焙煎してみるとよくわかります。


こんな黄緑色の生豆が


こんがり色づいていく。

目と耳と鼻で感じながら進めていくのは
たまらないですよ。

使っているのはこちら。


アウベルクラフトの製品です。

これの良さは、焙煎を均一にする仕組みが
入っているので慣れがいらないこと。

安くはないですが、使っていれば元は取れると思いますよ。
生豆の値段は焙煎済豆のざっと半額ですから。

2017年5月26日金曜日

カップの形でコーヒーの味が変わる?

ふと思い立って、朝自宅で淹れたコーヒーを保温瓶で
職場に持っていって飲んでみました。

これで職場でもお気に入りのコーヒーを楽しめる~

と思っていたんですが、結果はいまいちでした。

自宅で飲むときとのいちばんの違いは、香り。
カップだとコーヒーが口に入る前に鼻に香りが
流れ込むんですが、保温瓶だとビンの口が狭くて
香りが十分に鼻に届かないうちに液体が
口に入ってしまうようです。

結果、違う味に感じられる。

香りが味覚に与える影響、香りに影響を与える器の
大事さを実感した日になりました。

みなさんもカップの違いで味が変わるかどうか
試してみてください。

2016年10月27日木曜日

フレンチプレス 導入しました

先日フレンチプレスを購入して、早速使ってみました。


今までペーパードリップで淹れていたのと何が違うのか、味や香りに注目してたんですが、
いちばんは見た目だと気がつきました^^;

どういうことかというと、抽出中の様子がよく見えるってことです。

ペーパードリップではサーバーを使っていないので、コーヒーが落ちる様子は
見えないのです。

後処理は面倒ですが、気に入っちゃいました。