2018年9月18日火曜日

コーヒー焙煎は五感を刺激する

みなさん こんにちは!お元気ですか?

ダジャレのシチュエーションを再現して
本気写真を撮ったらおもしろいと思いまして、
ネタ帳にダジャレを書き溜めています。

先日カッテージチーズなるものの存在を知りまして、
めでたくダジャレリスト入りしました。

試しに作ってみて写真を撮りましたので、
下のリンク先から見てみてください。

自作カッテージチーズ(Instagram)

さて、前置き?はこれくらいにして今回の本題にいきます。
先日開いた手焙煎体験&試飲会でのことです。

焙煎体験した方の感想


来てくださったのは、普段から自宅でコーヒーを
飲んでいるけども、焙煎は未経験、生豆見るのも初の方。
その方がポロっと、

「五感が刺激される~」

って。

それを聞いた瞬間に激しく同意しました。
僕自身、前から実感していたからです。

では、具体的に焙煎の何がどう刺激してくるのか、
見ていきましょう。

視覚 豆の色変化


コーヒーの生豆ってこんな色してます。


薄緑~白っぽい色です。
これに熱を入れて焙煎が進んでいくと、
コーヒーらしい茶色になります。


変化は少しずつですが、ボーっとしているといつの間にか
色づいていて、すぐに真っ黒く焦げてしまいます。
豆の色は焙煎の進み具合を見極める大切な指標なので、
常に観察することになります。

聴覚 ハゼ音


焙煎度を判断するのに音も使います。
ハゼ、と言われる、ポップコーンができる時のような
弾ける音がコーヒー焙煎でも必ずあるんです。
しかも2回(焙煎時間長めの場合)。

ハゼ音の発生原理は明確には解明されていませんが、
コーヒー豆の構造と音質からの推測が『コーヒーの科学』に
載っています。
興味ある方は読んでみてください。

焙煎の進み具合を判断するのに色と音はどちらも逃がせない。
大事です。


嗅覚 香りが変わる


生豆には12質量%前後の水分が含まれていることもあって、
青臭いにおいがします。
焙煎開始後しばらくは水分が飛んでいくので、生豆のときよりも
湿っぽくて青臭いにおいを強く感じます。

でも、水分が少なくなってくると青臭さが減り、
乾いた植物を燃やしているときのようなにおいになってきます。
豆表面の白っぽい薄皮が剥がれ落ちて火がついたりもしますので
当然と言えば当然ですね。

さらに進むと1回目のハゼが始まります。
この1ハゼ前後に、香ばしくて良い香りがぶわっと出てくる瞬間があるんです。
手焙煎の醍醐味ですね。
業務用焙煎機だと排気管が屋外に出ていて、香りをダイレクトに
感じられませんから。

触覚 手に伝わる振動が変わる


焙煎の進みで豆の状態が変わるので、手に伝わる振動も変わります。
他の感覚よりもわかりづらいですが…

味覚  言うまでもなく…


豆の中まで熱が入ったかどうか確認するのに、焙煎直後の豆を
食べることがあります。
これで味覚も使います。
もちろん、挽いてコーヒーを淹れて飲んでもいいですね。

まとめ


コーヒーの焙煎では五感を刺激するということ、
ガッテンしていただけましたでしょうか?笑

今の世の中、数値データを頭の中で処理して判断することが
すごく増えています。
これからもっともっと増えていくでしょう。
大変な世の中になりそうです。

そんな時にコーヒー焙煎すると、得も言われぬ充実感がありますよ。
週末に山や海に出かけるのと同じです。
ぜひやってみてほしいと思います。
そして、作った豆を持って外に出かけてコーヒーを淹れる。
至高の刺激入れですよ。

最後にお知らせ


五感を刺激する手焙煎体験会、11月4日の日曜日に開きます^^
詳細は運営しているFacebookページ『福猫珈琲』で
お知らせしますので、ぜひページをフォローしてくださいね。
前回使ったコピ・ルアクの生豆も少し残っていますので
お早めにご参加表明してくださいね。

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